B.O.R.E.Dはバンコクのデザインチームです。

以前、こちらのブログで何度か紹介している日本のインストロックバンドLITEが10月7日に新作EP「Turns Red EP」をリリースします。そして今回のCDのアートワークとMVを手がけているのが、前回のツアーのフライヤーやTシャツのデザインが好評だったB.O.R.E.D（HP）。


Lite Myspace

私はCDの実物はまだ見ていないのですが、どうやらCDは2枚の透明フィルムとディスクに印刷された絵が重なってひとつのアートワークになっているよう。（ごめんなさい。初回盤のみの仕様かは未確認です。）

そしてビデオ。少しエレクトロニカな要素が加わった新しいLITEのサウンドをそのままビジュアル化したようなカッコ良い映像はまた、ネオンを使ったビジュアルを得意とするB.O.R.E.Dらしい仕上がりでもあります。



浮遊する光の粒がきれい。バンコクのTVでも流してくれないかしら。

それにしても、こんなに良い仕事しているのに、日本ではB.O.R.E.Dがバンコクのデザイン集団として紹介されていないのが残念です。どの記事でもB.O.R.E.Dの名前は出ているのに。

という訳で、今日はこんなタイトルにしてみました。

Private Lesson @ Liquid Loft, Tokyo

オススメのイベントを紹介します。



Private Lesson

2009年10月3日（土）23:30-5:30
会場: Liquid Loft (LIQUID ROOM 2階)
料金:1000円


出演者:
Furukawa Miki (ex. Supercar)
http://www.myspace.com/furukawamiki
Momokomotion (ex. Futon)
http://www.myspace.com/momokomotion
fon (Talkless from Bangkok)
http://www.myspace.com/talklesslesstalk
niu (Mt.sox/Riczen)
Daisuke Taira (Free Throw)
WEEKEND (Tokyohelloz)

VJ:
Urk (duckunit from Bangkok)


イベントの裏テーマはバンコクだそうで、出演者はSO:ONのチルアウト系エレクトロニカユニットTalklessのFon嬢に、元FUTONのMomokomotion。VJはDuck Unitから。

それにそれに、フルカワミキちゃんのライブまでも一晩に観られて、料金はたったの1000円。かなりお得です。東京にいるラッキーな方は、ぜひお見逃しなく。


ちなみにスーパーカーはバンコクの洋楽オタクの間で、結構知名度があります。タイ人の音楽ライターの友だち曰く、歌詞は分からないけど、日本のジザメリみたいなメロディーのバンドって認識らしいです。中期〜後期のシングルも、タイ発のネットラジオYes Indieで、ランキングに入ったり、illまで集めている熱心なファンがいるくらい。いつかバンコクに来て欲しいなー。

フルカワミキ-Candy Girl

（Pixiesみたいな気だるさが、なんかいいなー。）

Talkless

FUTON関連情報

ちょっと古めの情報で申し訳ないのですが、FUTON関連の情報です。



◯"HYPERZONE" by Olivier Pin-Fat and Bee

現在サイアムスクエアにあるギャラリーWhitespaceで行われている写真展 「HYPERZONE」。イギリス生まれの写真家Olivier Pin-Fatが、90年代初期にバンコクの廃墟でDj Beeを撮影したシリーズです。10月13日までの展示です。

詳しくはこちら。
Thai Asia Today

Whitespace Gallery
場所:Siam Square Lido２階
時間:火曜-金曜 13:00-19:00、土曜-日曜 11:30-20:00 or 予約

Tel [phone] EXT 315
Email [e-mail]
WEB http://www.whitesp-ce.com/gallery/

◯OH-เพลง ฆ่าตัวตาย

元FUTONのOhちゃんがソロ活動を始めました。先月からChannel Vなどで、
ひっきりなしに彼女のビデオが流れています。




元FUTONと言っても、それ以前からのキャリアのある彼女。Joey Boyのベーシストに始まり、グランジ系バンドstyrene jungleのボーカリスト。日本でもヒットしたタイ映画「アッタクナンバーハーフ」の2作目に出演してることも有名ですよね。

このあたりの話はBear-gardenの1stアルバム「I am a gardener」についてくるCD-ROM、『BANGKOK BEATS』というドキュメンタリーに、当時のOhちゃん本人のインタビュー映像が収録されています。興味のある方はこちら（Amazon）もぜひどうぞ。

余談ですが、TVで彼女が金髪のショートカットになってるのを見てびっくりしました。ウィッグかと思ったのですが、後日パーティーで彼女を見たぶんには、、、地毛っぽいです。黒髪で年齢不詳な感じが良かったのに。急に老けた感じで、なんだか残念。

こんなところにまで韓流！？

今やすっかりバンコクインディーミュージック界のアイドルになっている脱力系ギャルバンドYellow Fang。2008年末に1枚のEPをリリースをした後、さっぱり新曲の発表がなかったのですが、こんなものを見つけちゃいました。



韓国のアイドルWonder Girlsの「Nobody」のタイ語バージョンです。

携帯のコーリングメロディー用の曲なようなので、ちょっとネタっぽい気もしますが、なかなか可愛いです。


Yellow Fangに関しては、このあたりの記事も合わせてどうぞ。 http://nospacebkk.blog.shinobi.jp/Entry/106/ http://nospacebkk.blog.shinobi.jp/Entry/76/

バンコクでフィルム現像。

IQラボのHPが最近リニューアルされ、全サービス内容とお値段が英語でも見れるようになっています。

http://www.iqlab.co.th/


このIQラボは、現在バンコクのシーロム、エカマイ、ペッブリー通りに3店舗展開する老舗のプロやハイアマチュア向けのフォトラボなのですが、とにかく安い！ほとんどのサービスが日本のプロラボの2-3分の１ほどです。

デジタル関連の処理、増感・減感現像、E-6や、B＆W等も、もちろん可能。参考までにお値段の例を。


◯135ネガカラーフィルム（普通のフィルム）の現像が50B。indexプリントを付けても+20Bで70Bと、日本円にして200円弱。36EXでもお値段はそのままです。

◯また同時プリントだと、インデックスは無料になります。135ネガプリントは、機械焼きだとLサイズ5B（約14円）、ハガキサイズ6B（約17円）。JPEGからのデジタル現像も同価格です。Fujiのフロンティアを使用。

◯120のネガカラー（ブローニーフィルム）の現像は70B。

※すべて税7％抜き価格
（たくさん持ち込むと、割引してくれる事もあるそう！）

うちのギャラリーで写真展をしたことのあるアーティストもプリントは、みんなこのIQラボを利用していました。

大きめなプリントなどもかなり割安感があるのですが、個人的には、このカラーネガの現像代を見ているうちに、ここ何年かデジタルを使いだして遠ざかっていたトイカメラとか、昔憧れだった高級中判フィルムカメラとか、色々試したい欲が復活してきています。


写真にこだわられているバンコク在住の方や、時間に余裕のある旅行者の方はぜひどうぞ。