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近頃、タイのアート/映画界話題になっていることといえば、Tanwarin Sukkapisit監督の作品「insects in the backyard」が正式にタイ国内で上映禁止になったこと。

アピチャッポン監督の前作『世紀の光』が、警察が検閲され、いくつかの場面がカットされたことは記憶に新しいですが、あれからシステムが代わり、映画にはレーティングされることになりました。

これによってシーンをカットせず、内容により年齢制限が設けられます。 今回の映画は性描写だけでなく、トランスジェンダー、娼婦など、マイナスポイントの積み重なり、R25指定レベルとのことですが、タイではR20までしか設定できないので、上映自体が禁止されました。

ちょうど今公開中の映画、歴史大作『ナレースワン大王 第3部(タムナーン・ソムデット・プラ・ナレースワン・マハーラート3)』などは、頭を切り落とすなど多くの暴力的なシーンがあるにも関わらず、年齢規制なし。むしろ、政府自体が子供も観ることを推奨しているということで、現在のシステムの運営に疑問を感じている人がたくさんいます。

この映画、昨年から海外の映画祭にも色々出品されているので、機会のある方は観てみてください。



バンコクポスト
http://www.bangkokpost.com/arts-and-culture/film/208221/insect-in-the-backyard (英語)

TV番組「Mango Bango」にて、監督、映画批評家、タイ国家映画映像委員会のメンバーの一人(チュラ大教授)との討論。 http://youtu.be/_aEXH979vDA (タイ語)

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督もインタビューで少し触れてます。 http://www.webdice.jp/dice/detail/2911/ (日本語)

ちなみにここタイでは、TVに映るタバコと拳銃には全てボカシがはいります。コナンを観てても、ボカシがいっぱいw
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無題
おひさですー。コナンくん、タバコより、「やたらと人が死ぬ」子供番組…という事の方が気になるのになぁ。
まう 2011/04/19(Tue)01:40:28 編集
おひさしぶりですー
確かアラブ圏やヨーロッパなどでも吹き替えで放送されていたような。。コナン君と灰原さんはともかく、その他の子供たちの死体もすごいですよね。
y 2011/04/23(Sat)21:15:35 編集
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